ダンガン×ヒーロー [山口美由紀]
本日二回目の更新とあいなりますが、返却期限が来てしまうので早めに。
山口美由紀さんの「ダンガン×ヒーロー」を紹介させていただきたいと思います。
この前図書館から借りてきました。(笑
ほんとウチの町の図書館ってば素敵ですね♪
母に先立たれ、叔父のもとで養われていた高校一年生冬杜真弓は筋金入りの硬派。
同い年のいとこからかなり偏見に充ちた刷り込みをうけていたのに加え、
生まれてからこれまでずっと、女性と接したことがないのである。
そんな彼は高校入学と同時に自活を決意、「共学」の小春日高校へとやって来た。
この高校の近辺の中学校のほとんどは丸刈り校で、同級生の男子はみんな海坊主。
小春日高校自体も去年まで男子は丸刈りが校則であったので先輩も例外なく海坊主。
その中で一人異色のふさふさ頭の真弓は、女子から熱烈なアタックをうけることに。
更に、人を凝視するくせから、因縁をつけられることの多い真弓、
武術はひととおり教わっているが、利き腕を怪我しているこの状況ではあまりに危険。
そういうわけで真弓は、昼飯毎食で『女子にも男子にも強い』用心棒を雇うことを決意した。
そんな訳のわからない求人広告につれられやって来たのはなんと女の子。
しかも腕こき。彼女の名は天野あきら、土管暮らしの赤貧女子高生である。
ここにアパートを地上げられた極貧教師、田原坂とその娘小雪(0才)もまじり、
真弓のアパートで共同生活を始める。
彼らは生活費捻出のため、ファイトマネーを食料品でもらう『正義屋』を始めるのであった。
普通ありえないシチュエーションですよね。
ワンルームに男二人女二人。まあ一人は三分の一のスペースとはいえ、
しかも『正義屋』なんて稼業、ふつう成り立つわけがありませんよね。
まあそんなこと言うても始まりませんから(笑)。
とにかくこの発想はとってもおもしろいですね。
いいなー、私も『正義屋』、やりたいなー。(笑
個人的にお気に入りのキャラは斉藤くんですね。
可哀想な彼、結局あきらに完膚無きまでにフラレちゃうわけですが。
いろんな策略を巡らすわりには、あきらのことしっかり考えてるあたり可愛いですよね。
最終的には割とあっさりあきらめてますし。
その後の彼がとっても知りたい。
邦倉のアジトに突入するとき置いてかれちゃうってことは、付き合えきれなかったのでしょーか。
凡人故に、超人達にはついていけなかったのでしょうな。
会長とかタマとかも結局最後は絡んできませんからね。
彼らサブキャラクターの出番をもっと濃くして、長く続けてほしかったですねえ。
山口さんってあんまり長い作品書かないですし。
最長が『朝からピカピカ』の全9巻じゃないですか?良くて5,6巻ですもんね。
長編向きではないみたいですね。
実際短編の方が面白いですけど。
それにしても、女嫌いの真弓ちゃんが女性恐怖症を克服してから相棒に昇格、
ついには『新しい関係』まで発展したあきらと真弓の今後がとっても気になるんですが。
なんか良い友達で終わりそうな予感もするんですが。(笑
あの後発展していく気がしないんですよ、彼らは。
私個人の意見としては、あのまま『正義屋』を続けてほしかたなぁ、と。
美由紀さんの画集第2弾・・・・・いいかもですね♪
デビューのキッカケになった作品・・・題名なんだったかな?(笑)
あの作品はすごく良かったですね。
by yuko (2007-04-04 00:32)
デビューというと、『スキャンダル★ららばい』でしょうか。
あのあたりですでに山口さんスタイルはできていたカンジですよね。
画集第二弾、出版してほしいですね。
by モルギフ (2007-04-04 10:34)