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モンティ・パイソンのスパマロット [ミュージカル]

 実はこれ、私観たことないんですよね(笑)。
 なにしろまだ日本に上陸していない作品なんです。
 一昨年だかいつだか、トニー賞をとった『モンティ・パイソンのスパマロット』です。
 
 

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2002/03/21
  • メディア: DVD

 『スパマロットじゃないじゃないか!』とおっしゃる方もいらっしゃると思います。
 さすがに上陸していない作品のDVDはないわけで・・・。
 この『ホーリーグレイル』は言うなれば『スパマロット』の原作とでも言うべきもの。
 ミュージカル中の唄もいくつか登場しています。
 こちらも娯楽作品として非常におもしろい作品ですので、必見です。
 
 
 
 
 時は・・・、932?アーサー王の時代です。
 アーサー王と従者のパッツィは、家来となる騎士を求めて旅をしています。
 そして途中出会った者たちを集めて、円卓の騎士団をつくりました。
 彼らの使命は一つ、『聖杯(ホーリーグレイル)を探す』ことです。
 円卓の騎士たちは、それぞれ分かれて聖杯を探す旅に出ます。
 様々な障害をのりこえて、彼らは聖杯の意味を知ります。
 

 
 『ミュージカルとは、エンターテイメントだ』
 かの名ミュージカル俳優フレッド・アステア主演の『バンドワゴン』の台詞です。
 “エンターテイメント”とは、“人に感動を起こさせるコンテンツ”(Wikipediaより)。
 えー、この『スパマロット』は“感動”と離れた位置にありますね。
 どちらかというと、“エンターテイメント”の中でも“笑い”に位置します。
 もちろん大抵のセオリー通り、最後は感動で終わりますがね。
 このミュージカルの見所は、どちらかというとやはり“笑い”にあります。
 

 強烈なギャグと、数々のミュージカルのパロディがめじろおしです。
 サー・ガラハッドとグネヴィアのデュエットでは、シャンデリアが落ちます(笑)。
 『ブロードウェイで成功するにはユダヤ人でなければならない』
 なんて歌があるぐらい、痛烈な風刺でいっぱいです。
 
 登場する人物たちもすさまじいくらいキャラクターをゆがめています。
 最も勇敢な騎士、サー・ランスロットは暴力家でゲイ、
 サー・ロビンは敵前逃亡の常習者で、ブロードウェイに憧れています。
 一番まともくさいグネヴィアすらヒステリックに叫ぶというオチつきです。
  
 
 こういう娯楽的なミュージカルは非常に紹介しづらいのですが、
 もちろんブロードウェイですから、唄はかなり良質なものを揃えております。
 特に私がおすすめするのは、キャメロット城で騎士たちが踊り狂う唄、
 『円卓の騎士』です。
 このミュージカルの名前ともなった『spam a lot』が出てきます。
 『we eat ham and jam and spam a lot !』という歌詞です。
 ちなみに、spamとはハムの缶詰と思っていただければよろしいでしょう。
 まあこの『spam』は他にもいろいろな意味を持っています。
 題名までギャグみたい、というよりギャグそのものです。
 他にも『勇敢なサー・ロビンの歌』や『ショウはこうして始まり終わる』など、
 豪華な笑いを誘ってくれるナンバーが目白押しです。
 
 
 残念ながら、当分日本公開の予定はないようです。
 まずは『ホーリーグレイル』から、見てみることをおすすめいたします。
 
 
 
 
 

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