フラワー=デストロイヤー [漫画紹介]
ここ最近のサイト傾向がゲームに偏ってきたので、進路補正です。
今日ご紹介するのは、何回か当研究室でもとりあげた『那須雪絵』さんの作品で、
超能力少女と未来警察が大活躍する『フラワー=デストロイヤー』です。
優等生の覚えめでたき女子高生、高西智恵は日々の生活に疲れていた。
先生や周りの期待する優等生を演じるのが次第に苦痛になってきたのだ。
そんな智恵はある日、不思議な花を手に入れる。
ロッカーにしまった花の花粉をすった智恵は、なんと超能力に目覚めてしまうのだった。
解放感にはしゃぐ智恵だが、その花は未来警察が追う時空犯罪者と絡んでいた!
未来警察や友人達と協力し、超能力を駆使して超能力で暴れる時空犯罪者を捕まえる。
騒動の原因の花は『デストロイヤー』、一時的に人間を超能力者にする特性があるのだ。
智恵に与えられた超能力も“一時的”のはずだったのだが・・・。
真性の超能力者であった智恵はデストロイヤーによって能力を目覚めさせられてしまう。
智恵達を巻き込んで(積極的に絡んだが)『デストロイヤー』事件は加速するのであった。
主人公の智恵の豹変ぶりが見物です。
日頃たまった鬱憤を晴らすかのように手に入れた超能力にはしゃぎまくる姿・・・。
『特別な存在になる』というのは『社会の枠からはずれる』ということです。
しかしそれはすなわち『社会のしがらみから解放される』ことにもつながります。
智恵は特にいろいろな物に縛られていた、だからこそ超能力に目覚めたのかもしれません。
普通の人間が超能力を手に入れても、何かができるというわけではないでしょう。
超能力者ということが世間にばれたら、それはそれは大騒動です。
自分の手に入れた力の大きさに、錯乱してしまうかもしれません。
智恵はその点、自分の力を冷静に把握する能力がありました。
また自分の新しい境遇を楽しめる余裕というか、異常さというか(笑)、まぁありました。
彼女はすごく物事を前向きに考えられる人物ですよね。
例えば能力を伸ばすために練習したり、積極的に使って事件に臨んだり、
私なぞ常に最悪の事態を想定して動く人なので、基本的に受けだし。
常に攻めの精神を忘れない智恵、彼女だからこそ、超能力が芽生えたのかもしれませんね。
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