バンドワゴン [ミュージカル]
がんがん行きましょう、ミュージカル強化週間です。
おそらく来週もこの調子で続くと思いますが、まあご愛敬ということで(笑)。
家庭内経済状況を鑑みて、ついに塾通いを断念しました。
最早引くに引けない、背水の陣の状態です。
もしも時間を巻き戻せるなら・・・、ぜひとも高一の段階へ戻していただきたいところです。
さて、今日ご紹介するミュージカルはこちら。
前回ご紹介した「雨に唄えば」のミュージカル映画全盛期に作られた作品で、
ジーン・ケリーと肩を並べる名俳優、フレッド・アステア主演の「バンドワゴン」です。
落ちぶれた俳優のトニーは、友人のマートン夫妻と新しいミュージカルを考えた。
マートン夫妻は脚本家で、今回は名うての演出家、ジェフリー・コードバを起用することに。
しかしこのゴードバがくせ者で、エンターテイメントをファウスト風に変えてしまう。
おかげで初回公演は大失敗、スポンサーに見捨てられてしまう。
そこでトニー達は元の、エンターテイメントであるミュージカルでアメリカをまわることに。
ゴードバも自分の過ちを認め、トニー達についていく。
かくして彼らのミュージカル、「バンドワゴン」は大成功をおさめるのであった。
さて、フレッド・アステアといえば先ほどの紹介のとおり、
ジーン・ケリーと肩を並べる、往年の名ミュージカル俳優であるのはご存じでしょう。
そのスタイルはあくまで優雅に、華麗に。
なおかつ激しく、軽快なダンスは若い世代である私をも魅了してやみません。
この作品、そこまで魅せるダンスはありませんが、
フレッド・アステアを語る上では欠かすことのできない作品であることは間違い有りません。
さてさて、話は突然変わりますが、
みなさんが知っているミュージカルをあげてみてください。
「CATS」? もちろん、私も大好きです。
「レ・ミゼラブル」? あーもぅ、愛してやみません。
「オペラ座の怪人」? 深い作品ですよねえ・・・。
ところで、ミュージカルとは、どうあるべきなのでしょうか。
思わず涙ぐむ悲恋や、哀しい運命にうちひしがれる民衆達、
そういうミュージカルも確かに、私だって大好きです。
でも、ミュージカルとは、本当はエンターテイメントであるべきなのです。
「バンドワゴン」の中で歌われている、「ザッツエンターテイメント」という歌を聞いてみて下さい。
そう、ミュージカルとは、エンターテイメントであるべきなのです。
「夢から醒めた夢」に登場する、夢の配達人の言葉を借りさせていただくならば、
『 人は夢を見なければ、人生を生きていけない。
哀しいとき、寂しいときはココへいらっしゃい!嬉しいとき、楽しいときもぜひ・・・!』
劇場とは、夢を映し出す場所でなければ。
客に笑い、感動を提供する場所、エンターテイメントの場でなければ。
私は一応役者のはしくれ、
ミュージカルを演じる上で、いくつかある私の教本の一つ、それが「バンドワゴン」です。
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