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アタゴオルは猫の森 [コラム]

 私の大好きな猫マンガは三つ。
 「どんぐりくん」「みかん絵日記」、そして「アタゴオルシリーズ」です。
 ますむらひろしさんの作品です。
 かなり昔から続いている(?)漫画なんですね。
 
 

アタゴオルは猫の森 1 (1) (MFコミックス)

アタゴオルは猫の森 1 (1) (MFコミックス)

  • 作者: ますむら ひろし
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: コミック


 
 と言っても今日は漫画の紹介ではありません。
 この「アタゴオル」はなんと、映画化されているのです!
 それが「アタゴオルは猫の森」。CGアニメ・・・って、全然わからないんすけど・・・。

 

アタゴオルは猫の森 DVD

アタゴオルは猫の森 DVD

  • 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: DVD


 
 
 
 ヨネザアド大陸のアタゴオルでは、人間と、人間大の二足歩行する猫が暮らしています。
 アタゴオルのお騒がせ猫ヒデヨシは、ある日湖の中に埋もれた棺を見つけます。
 友猫のギルバルスの忠告を無視し、開けた棺の中には・・・。
 遙か昔に封印された知能をもつ植物の女王、ビレアが入っていました。
 世界を自分の秩序で満たそうと、再びアタゴオルに魔の手を伸ばすビレア。
 次々とビレアの「花」になっていく友人達を助けるため、ヒデヨシは奮闘(?)します。
 
 
 
 ぶっちゃけこの作品、原作を読んでいないと何が何やらさっぱり。
 アタゴオルって何?ヒデヨシって誰?ギルバルスって何者?
 そして原作のファンには物足りない物になっています。
 まあそれは後で感想としていいますが。
 だがしかし、段々と深い内容になるにつれ、「ああ!」と共感する名台詞が続出です。
 
 「俺たちはとことん生きるために生まれてきたのよ!森のためとか、世界のためとか、
 そんな理由で死んじゃいけないのよ! (うろ覚え)」
 
 とか、ヒデヨシの何も考えていないけど、すごく深い台詞がいっぱいあります。
 まあ作品自体のテーマは割と平凡、というかありふれたものです。
 「違うからこそすばらしい」「不完全だからおもしろい」
 ただこれを見事に表現していますね。
 悪役たるビレアの主張も、ヒデヨシたちの主張もどこにでもある台詞ですが・・・。
 だからこそ、「アタゴオル」でこのテーマを扱うのかもしれません。
 「普通」という部分が1カ所もないヒデヨシにこの台詞を言わせる、
 それでこそ我々視聴者に伝わるものがあるのかもしれませんね。
 ・・・。なんか安っぽい文章になってしまいましたが。

 さて、個人的な感想です。
 まず原作のレギュラーの大部分がモブになっていること。これは不満ですね。
 この映画のストーリー自体の原作である「ギルドマ」から考えれば当然なんですが、
 舞台がギルドマからアタゴオルになっているので、出ばってほしかったです。
 パンツも、テマリも、唐揚げ丸親方も、チビ丸もモブ。
 その代わりかなり浅く広くキャラクターが登場してくれているのは嬉しかったです。
 あとCGはやめてほしかった。
 人間は実写で、猫だけ「指輪」の「ゴクリ」みたいにCGにしてほしかったです。
 動きがわりと自然な感じにならなかったのが残念です。
 
 
 ただ最後の、最後の踊りはとっても楽しかったです。
 確かに名作とは言えませんが、見る価値はあると思います。
 原作を知っている方ならぜひ、見ておくべきだと思います。
 もしレンタルショップなどで見かけたら、ご覧になってはいかがでしょうか。



 
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