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虚空蒼破斬! [コラム]

 『我が魂の輝きを、蒼き刃に変えて魔性を斬る・・・!』
 『アルベイン流奥義、虚空蒼破斬!』
 
 
 またもや意味不明なタイトルと口上からお送りします、「時空転移」コラム第三弾!
 時空転移(タイムトラベル)についての徹底考察のお時間です。
 ちなみにタイトルはまたもや「テイルズオブファンタジア」より。
 主人公、クレス・アルベインくんの必殺技です。
 ていうか最早このシリーズ、「アルベイン流奥義」じゃないですから!
 アルベイン流の剣士がみんなコレ出来ちゃったら、明らかにおかしいッスよ。
 まあ前述の「空間翔転移」「次元斬」よりは遙かにマシですけど・・・。
 
 
 
 さて、今回は時空転移に不随して考える、「時空の形」のお話です。
 「時空の外観・外見」は第一章で、「タイムパラドックス」については二章で、
 以前にお話ししております。
 今日お話するのは、時空の形の一つ、「時間分岐」についてです。
 さほど珍しいものではありません。
 「平行宇宙」や「結果による分岐」、SFモノではわりかしポピュラーなネタですよね。
 しかし「時空転移」によって生じる多くの疑問を解消する説とは、
 この「時間分岐」が最有力なのではと思うのです。
 ではちゃちゃっとご説明していきませう。
 
 
 前回のお話で、「父親殺しのパラドックス」をとりあげてみました。
 時空転移して、自分が生まれる前の父親を殺すとどうなるのか?
 様々な結果が考えられますが、
 「時間分岐」の説から考えると、実は『未来では何も変わらない』のですね。
 ぜんぜんわかんねーよ!結局どーゆーことなんだ?!
 
 
 つまり、「時空転移」は、新たな可能性の並行世界を生み出すのです。
 過去に父親を殺した段階で、未来A(本来いた世界)とは別の世界が発生します。
 これを仮に未来Bとします。
 この未来Bでは父親が死んでいるので、もちろん自分も存在しません。
 しかし父親を過去で殺して、未来に戻っても、そこは未来Aであるのです。
 未来Aでは当然、父親は死んでいません。すでに確定した未来であるからです。
 時間とは、一つの樹のように、幹から様々な「可能性の枝」が伸びているのです。
 自分が属した世界が未来Aである以上、
 過去で時間分岐を起こして未来Bを作っても、戻る場所は未来A。
 故に、『未来・現在は変えることができない』のです。
 
 
 これで結論が出たといえば出たのですが、あえてもうすこしつっこんでみませう。
 他の世界のお話を、この「時間分岐」で説明してみようではありませんか。
 すでに「テイルズオブファンタジアなりきりダンジョン」で説明されてるのですが・・・。
 その説明をわかりやすく、かみくだいて再度ご説明いたします。
 
 
 と、思ったのですが(笑)。
 話しているウチに、すっかり長くなってしまいましたね・・・。
 今日はこのぐらいにして、続きは第四章で語らせていただくことにいたします。
 勝手で申し訳ありませんが、後日必ずupしますので、お楽しみに!
 
 あー、そろそろ「ポポロⅡ」も紹介したいナー・・・。
 
 
 
 
 
 
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コメント 2

タイムパラドックス難しいものですね。
実際に起こったらどうなることやら。
by (2008-02-08 02:30) 

モルギフ

それについては「時空蒼破斬!」をご参照ください。
個人的にはタイムパラドックスが必要だと考えてます。
なにより「時間犯罪」の抑止力になると思うので。
by モルギフ (2008-02-08 21:12) 

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