最近すっかり更新が滞っており、誠に申し訳ありません。
いかんせん受験生という身分、さらに学園祭が近づいていることもあって多忙なのです。
これからもかなり間の空いた更新になると思います。
どうぞお許しください。
さて、今日皆さんにご紹介するのはこちら、
「戦闘糧食の三つ星を探せ!」です。
私の将来の夢、それは自衛官になることです。(海上自衛官、ですがね)
しかし私が好んでこういった本を愛読するのは、決してそれだけの理由ではありませんよ?
いや、おもしろいんです、こういう本は。
この本では世界各国の軍隊の戦闘糧食を紹介しています。
そも戦闘糧食とは何か?
戦闘糧食とは、大体において野戦で食べるレトルト食品だと思っていただきたい。
そう、○ンカレーをお湯で暖めて食う、そんな感じです。
といってもこれはかなりアバウトというか、乱暴な略。
カレーを暖めたとしても、ご飯はちゃんと炊いとかなきゃいけないでしょ?
しかし戦場では悠長にご飯を炊くわけにはいかないわけですよ。
もちろん主食がパンとかの国は、クラッカーとかで代用しているんですけどね。
糧食は写真入り(巻頭はカラー)でとても見やすく、、また現場のインタビュー等も充実しています。
なにより非常にわかりやすい語り口は、リアルに味やにおいなどを我々に届けてくれます。
戦闘糧食という訳のわからない世界のというわけで、今日はこの本にならって、
私がさる機会に陸自の糧食を食べたときのことをレポートしてみたいと思います。
さて、みなさんは戦闘糧食なるものを一度でも目にしたことはありますか?
ちなみに私はあります。
親父殿が陸自の方から横流・・・、もとい譲り受けてきたものです。
内容は以下の通り、
①:缶に入った赤飯とたくあん(缶は国防色だ)
②:真空パック(国防色だ)に入ったピラフ(二種類)
コレが一昔前の陸自の戦闘糧食だそうです。
今回の試食では、親父殿の忠告に従って調味料と、別にご飯を炊きました。
念のため焼き鳥など、失敗した場合に食卓に彩りを添えるブツも用意。
これで準備は完了です。
それでは調理に入りましょう、すでに昔のことなので記憶は定かではありませんが・・・。
缶、真空パック共に湯につけて何分か煮るそうです。
もちろんたくあんはそのままいただきます。
ぐつぐつぐつぐつ、気の遠くなるような長い時間(これも親父殿の助言)煮ました。
調理の終わった糧食をさらに出し、食卓の中央において皆でつつくことに。
まずはピラフから試食です。
・・・、塩気がない。
まったくといっていいほど塩気が有りません。
すこしばかりはいったソーセージもなにやらもの悲しさをそそるだけ。
食卓塩と七味唐辛子をバンバンかけて食べましたが、戦場以外ではお目にかかりたくない。
赤飯、これはピラフに比べればまだイケましたが、所詮非常(違う)食ですね。
ただやたらもちもちしていて腹保ちが良さそうです。
どうやらもち米百%だとか。(?!)
市販の赤飯はうるち米がかなり混入されているそうです。
つまりコレは意外と高級品・・・、うーむ、予想外です。
そんなこんなでさんざんな評価だった糧食ですが、一つだけ例外が!
なんとたくあん、これ、マジでイケます!!
切ってないたくあんがまるごと一缶、どーん!
すばらしい豊かな食感と口の中に広がる充実感。並のたくあんではありません。
そして絶妙な味付け、これはまさにたくあんのIT革・・・、失礼しました・・・(汗)。
これは本当に、本当においしかったです。
結果、たくあんだけなら常食してもかまわないくらい、おいしかったです。
赤飯も、焼き鳥と一緒に食うとまあまあイケました。
ちなみに最悪だったピラフ、これは責任持って親父殿が処分(完食)いたしました、トサ。
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2007-08-20 11:51
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